自転車同士の事故で少年らに540万円の支払い命令 東京

投稿日 2010年09月15日
カテゴリー 自転車ニュース, 自転車同士

平成20年1月26日午後7時5分頃に、杉並区の交差点で起きた自転車同士の出合い頭の事故で、骨折した加藤和夫弁護士(74)が相手の少年(当時12)と両親に休業損害金や治療費など、計1,200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が9月14日に東京地裁でありました。

この事故は、加藤弁護士が自転車で信号のない交差点に進入したところ、右方向から来た少年の自転車と出合い頭に衝突したものです。
加藤弁護士は左すねを骨折する重傷を負いました。少年は塾から帰宅する途中で、友人と自転車で「鬼ごっこ」をしていたものです。

鈴木正弘裁判長は、「少年は交差点に進入するときに減速したが、周囲を十分に確認していなかった」とし、2人の年齢などを考慮した上で少年と加藤弁護士の過失割合を6対4と認定しました。
少年の両親については「交差点で一時停止するといった一般的な指導はしていたが、少年が『鬼ごっこ』をしていたことを把握していないなど、教育監督義務違反があった」とし、少年らに約540万円の支払いを命じました。

加藤弁護士は、事故後1年間の休業損害金約1,380万円など、計約2,480万円の損害のうち、1,200万円の支払いを求めていました。


子供に自転車を利用させる難しさはありますよね。自転車という「車両」を使用させれば、社会的な責任や安全に対する責任が当然発生します。
今回は相手の方がケガでしたのでこの金額ですが、もし死亡させてしまったら数千万円の支払い命令が出るでしょう。子供を自転車とどう付き合わせていくかは、とても難しい問題だと思います。

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