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路上喫煙の危険性

 タバコの害は、身近な人ばかりに与えるものではありません。喫煙をする方は、歩きながら煙草を吸うという人も多い事でしょう。

 ところで、タバコの火の温度は何度位かご存知でしょうか?なんと、600℃〜1000℃近くにもなります。
 吸い込んでいるときは高く、吸われていない時は低く(それでも600℃!)なります。

 これだけ高温の物を持ち歩くなんて、まさに凶器を持っているようなものです。

 皆さんは、道を歩いていて、他人の歩きタバコにより火傷を負ったり、服や持ち物などを焦がされた、といった被害を受けたり、ヒヤッとした事はありませんか?
 ある調査では、約15%の方が歩きタバコの被害にあった、または知人に被害にあった人がいると回答しています。

 今まで被害にあったことが無い方も、いつ被害者になるか分かりません。
 本来、道路や公園、公共施設等は子供からお年寄り、障害を持つ方など、すべての人が安心して利用できなければなりません。

 タバコを手に持っていると、ちょうど子供や車椅子の方の顔の高さと同じくらいになります。
 これだけ高温のタバコの火が、もしも目に入ったらどうなりますか?

 相手を失明させたり、顔に火傷をさせたら、あなたは相手に何ができるでしょうか?お金を貰っても失明した目は戻りませんし、火傷の跡も一生消えない事もあります。

 また、煙だけでも回りの人に大変不快な思いをさせていますし、タバコの灰や吸殻のポイ捨ても大きな問題です。
 なぜ簡単に吸殻を捨てられるのでしょうか?公園や景勝地に吸殻が投げ捨てられているのをよく見ますが、これが良いはずないですよね。
 受動喫煙の害については別項のとおりです。

 以上の点を踏まえ、喫煙する方は他の人に迷惑であり、危険な行為であり、喫煙に因る害は自分だけが受けるものではないということを理解して下さい。
 また、他人を思いやる心を持ち、回りに迷惑を掛けないよう、路上喫煙をしないように努めるべきです。


 誰にも他人を不幸にする権利はありません。




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